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【マーシャのGS道場 vol.9】天の川と富士山とGSと

8年間恋い焦がれたBMW『R1200GS』。2019年、ついに手に入れたライダーライターの矢島マーシャが、相棒となったマンモスバイクとの日々を綴ります。今回は、GSで星撮り、レッツラゴー!

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筆者撮影。現場で見るとかなりイケていると思っていたのですが、PCで見たらピントが~
  • 筆者撮影。現場で見るとかなりイケていると思っていたのですが、PCで見たらピントが~
  • これぞ天の川銀河というお手本の一枚。宇宙の一部をのぞき見したような壮大な星空に、ただ言葉を失う。
  • 力尽きた鮎沢PA(上)で朝陽を浴びた。シャワー10分200円は男性長蛇の列、女性スイスイというおススメのスポット。
  • 待ち合わせ場所で、荷物の最終確認。夜景スポットはトイレがないところも多いので、すませておくと〇。
  • 星撮り先生感動の一枚。私と違いもちろん手動で合わせたヘッドライトのピント。ピタッとカッコいい。
  • 写真上から時計回りに三脚、ヘッドライト、レリーズ、カメラ。レリーズはなくてもOK。夜景はどっしり安定が正義。
  • 筆者の写真がなく、星撮り先生がライブ配信した動画からカット。

8年間恋い焦がれたBMW『R1200GS』。2019年、ついに手に入れたライダーライターの矢島マーシャが、相棒となったマンモスバイクとの日々を綴ります。今回は、GSで星撮り、レッツラゴー!

長かったステイホームから待ちに待った解除宣言。人の少ない星撮りなら行けるだろうと、ゆるゆるとバイクライフを復活していくことにしました。

そこで今回は、三度目となる天の川の撮影をGSでGO! 星景(せいけい)写真と呼ばれる「星空×風景」を撮りたいという私のような初心者カメラマンさんのために、星撮りのポイントもまとめました。よろしければぜひ、最後までお付き合いくださいませ。

快晴の夜空に浮かぶ天の川×富士山という奇跡

待ち合わせ場所で、荷物の最終確認。夜景スポットはトイレがないところも多いので、すませておくと〇。
2020年6月。山梨県の西湖にて、カメラ部でお世話になっている星撮り先生引率の元、天の川撮影に挑みました。

星撮り先生とは、趣味でカメラを楽しんでいるカメラ愛好家。海外旅行が趣味でアラスカで見たオーロラに感動し、写真に残したいと感じたのがはじまり。

オーロラを撮るなら夜景写真を練習したほうがいいだろうと星空を撮影していくうちに、昼夜問わずいろんなシーンをカメラで撮るようになったそう。以来、国内外を問わず写真を撮り続けている独学カメラマンさん。

また、BMW F800Rにまたがるライダーであり、20才で起業し20年以上成功し続けている実業家でもあり。私がフリーランスになってから、最も影響を受けている経営者です。

そんな私にとっては何でも大先生なのですが、ここでは分かりやすく星撮り先生として先に進んで行きたいと思います。

この日、関東は雨。撮影はなしだと諦めていると、「山梨は、晴天なり」と星撮り先生よりGOサインのお知らせ。まだまだ雲の流れが読めていない証拠だとショボンと反省しながら。

でも、いつでも行けるようにと準備はしていたので、仕事帰りにそのまま直行。ガラガラの東名高速道路に貸し切りの富士周遊道路、GSで走っている自分にじんわり感動がこみ上げてくるのでした。

誰とも話さない、会わないというお一人さまな自宅生活は、自分が想像していた以上にダメージを受けていたみたいだけど、もうそんなことは、どこかに飛んでいってしまっていました。

待ち合わせ場所は、河口湖インター降りて一つ目のコンビニエンスストア。ホットコーヒを一つ頼む。カメラの確認を済ませてホッと一息つくと、またニヤついてしまいます。

ツーリングでは、こうしてメンバーを待つ間のコーヒータイムがたまらなく好きだったりするのですよね。

そんなしあわせタイムを満喫していると、星撮り先生が到着し、オンタイムで出発。仕事以外で、リアルで知り合いに会うのも2ケ月ぶりだなぁ~と、あれこれをかみしめながら、前を走る星撮り先生の車を見失わないように続きます。

途中、撮影スポットを数カ所巡るも、天の川の位置が想像と違ったり、撮影スポットが進入禁止になっていたりしたので、早めに、メインスポットの西湖を目指しました。

ここは、駐車場が湖畔とつながっていて車両ごと入れるのが魅力一つ。うまくいけばバイクと天の川が撮れるという。22時過ぎに到着すると、すでに数組の先約がいましたが、バイクは、このド派手なGSの一台だけでした。

バイクを止めて湖畔に出ると、そこはまさにプラネタリウム! 迫りくる星は、手が届きそうなくらいに目の前に広がり、快晴の夜空に浮かぶ天の川×富士山は、言葉を失う美しさでした。

今回、私が持参したカメラは、3台。

筆者の写真がなく、星撮り先生がライブ配信した動画からカット。

・一眼レフ:Nikon D5500/Nikon AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G
・コンデジ:PowerShot G7 X
・スマホ:HUAWEI P30 Pro (LEICA搭載)

星景撮影の本命機は、スマホでした。LEICA VARIO-SUMMILUX-H f1.6-3.4/16~125mm ASPHで月面も撮れるということで購入した一台ですが、使いこなせず断念。こちらは、次回にチャレンジ。

そして、一眼レフのレンズは暗いのでコンデジで撮影。結局、わたしの技術が一切必要のない、オート設定で撮った写真がこちら。

筆者撮影。現場で見るとかなりイケていると思っていたのですが、PCで見たらブレブレ。こんなもんです。

ちなみに、先生のお写真はこちら。(Nikon D850)

星撮り先生感動の一枚。私と違いもちろん手動で合わせたヘッドライトのピント。ピタッとカッコいい。

うっとり~。現地では、撮影しならがその場で写真を確認して、ていねいに微調整していきます。

いろんな構図の中から、私の一番のお気に入りの星撮り先生の写真が、こちら。

これぞ天の川銀河というお手本の一枚。宇宙の一部をのぞき見したような壮大な星空に、ただ言葉を失う。

富士山の稜線、天の川銀河と空いっぱいに広がる無数の星に圧倒された一枚。肉眼では見えない星がくっきりと映し出された写真は、現地で味わった非現実の世界とは、また違う感動がありました。

お天気は最高でしたが、撮影では悔しさも残るので、次回は、夜空用のレンズを装着した一眼レフと、設定を勉強したスマホの2台体制で挑みたいと思います。

あっという間の撮影会は、高速道路のインター入り口で流れ解散となりました。星撮り先生、大変ありがとうございました。

天の川をキレイに撮影するための準備

写真上から時計回りに三脚、ヘッドライト、レリーズ、カメラ。レリーズはなくてもOK。夜景はどっしり安定が正義。

まずは、撮影で必要なモノを紹介します。

1. 撮影スポットの検索

・天の川 撮影時期
・天の川 撮影スポット
・天の川 天気

無駄打ちしないように、雲が少ないところを事前にチェック。ネット検索や便利なアプリで撮影場所を決定。実際に星撮りされているかたのブログや動画が参考になります。

2. 撮影準備編

・カメラ
・三脚
・ライト
・あると好ましい:レリーズ(カメラのリモコン)・予備バッテリー・メモリーカード・ストロボ・フィルター・赤灯付きヘッドライト・広角レンズ・明るいレンズ・赤道儀・寒い時の羽織りなど

最低限必要なモノは、カメラと三脚。あとは、順々にそろえていけばOK。

3. 撮影場所での注意点

準備が整ったら、現場での注意点。今回もそうでしたが、有名な場所になればなるほど、撮影者も多いようですので、マナーを守って撮影しましょう。

・白ライトの点灯時間を短くする
・移りこむ場所にカメラを構えない
・ストロボを干渉するところで使わない

星撮り場所は暗いので(だから星が撮れる)、忘れ物にも要注意。私のようなウッカリ者は、明るいライトでしっかり確認する必要があります。

以上、天の川をキレイに撮影するためのイロハのお話でした。

GSライフをもっと楽しむ

力尽きた鮎沢PA(上)で朝陽を浴びた。シャワー10分200円は男性長蛇の列、女性スイスイというおススメのスポット。

GSは、乗ってよし、眺めてよし、泥んこになってよし、キャンプしてよし、撮られてよしの超人バイク。だからこそ、ただの移動手段だけじゃ絶対もったいないと感じた撮影会でもありました。

同じ好きを共有する仲間と感動の一期一会。流れ星は見逃しちゃったけれど、満点の星空の元、絶望から希望という光に出会うことができました。

天の川は、これからがオンシーズン。あなたも愛車と出かけてみては、いかがでしょうか?

《矢島マーシャ》

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