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【国井律子の乗り物ダイアリー vol.23】きたる未来のために旅準備を

大変なことになっています。新型コロナウイルス……。

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私は花粉症があるのと、地べたに座って飲み食べするのが好きではないので、花見はもっぱらオートバイやクルマで走りながら、もしくは歩きながら日本の美を目に焼き付けています。たまにはこうやって立ち止まって写真など撮ったりも。
  • 私は花粉症があるのと、地べたに座って飲み食べするのが好きではないので、花見はもっぱらオートバイやクルマで走りながら、もしくは歩きながら日本の美を目に焼き付けています。たまにはこうやって立ち止まって写真など撮ったりも。
  • 家ではこのように毎年桜の枝を買ってきてつぼみから満開、もうちょっとしたら新緑まで楽しみます。
  • 出かけられない分、料理に力を入れています。これ、キャンプでも簡単に食べられるね、なんて来たる日を夢見ながら作ったアクアパッツァ。
  • キャンパーの水回りをてこ入れ! スポンジの置き場にいつも困っていました。指で曲げていかようにも形が変えられるスポンジ置きをぽちり。
  • 手ふきタオル、どうしたものかなぁと悩んでいたある日、毎週取り寄せているパルシステムのカタログにこのタオル掛けが! いつもより余計にアンテナを張っております(笑)。

大変なことになっています。新型コロナウイルス……。

旅好き、というか旅をなりわいにしている私としては、ちょっと前のように気軽に外国に行けなくなってしまいました。というか密閉された飛行機や公共交通機関も利用したくない。じゃぁオートバイやクルマで気晴らしに出かけたら? とも思うのですが、「不急不要のお出かけは極力避けて」と、都知事からの外出自粛要請……。

営業職についている私の夫。カレのように毎日出勤してジブンのアシで稼ぐ方たちは、社会の緊急事態に対応するのは本当に大変だと思います。

しかしながら、じつは私はけっこうなインドア派。なにしろおうち大好き。そもそも私の仕事スタイルは、東京では終日PCに向かってひとり文章を書くというもの。業務連絡はほとんどがメール、たまにかかってくる電話はITに明るくない所属事務所の社長ですね(笑)。

そう、世の中で言う「外出自粛」がナチュラルに身についているのです。

だから今回、出演するはずのイベント、取材しようと思っていた催し、面と向かった打ち合わせなど、どんどんなくなってしまいましたが、それ以外の生活はさほど変わっていないというか……。

しかしながらコロナが収まらない限り次に進めない! そう、私は次の旅に向けて日々動いています。

家ではこのように毎年桜の枝を買ってきてつぼみから満開、もうちょっとしたら新緑まで楽しみます。
たとえば……

・旅のギアをいまいちど確認、メンテ!
→ライダースジャケットのジッパーの破損を発見、部品交換、コロナが収まったらスグに楽しいツーリング。

・キャンパーをさらに快適に!
→流しのスポンジ置き、タオル掛けを購入。やはり水回りが快適だと心が満足しますね。ずいぶん細々とした箇所だけど(笑)、大事です。

キャンパーの水回りをてこ入れ! スポンジの置き場にいつも困っていました。指で曲げていかようにも形が変えられるスポンジ置きをぽちり。
・メルカリで不要品を売る!
→来たる日の旅費を稼ぐ。

・次の旅先をリサーチ!
→コロナ終息後、にぎわいを取り戻しそうな旅行業界。いまのうちに行きたい場所をリサーチ!

→絶対にわが家からコロナは出さないぞ!
そんな心意気で生活していますが、これがなんだかとても気持ちいい。いつも家のなかがぴかぴかで。ますます自宅に愛着が湧いてしまいました(インドア派)。

手ふきタオル、どうしたものかなぁと悩んでいたある日、毎週取り寄せているパルシステムのカタログにこのタオル掛けが! いつもより余計にアンテナを張っております(笑)。
毎日毎日、コロナ関連のニュースばかりで気持ちもふさぎ気味になってしまいます。また、罹患してしまった皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

ほんの数ヶ月前までこんなことが起こるなんて世界中の誰もが想像できなかったと思うのです。これまでの私だったら、飛行機でぴゅっとカンボジアに。お義理母さんに逢いにサクっと金沢へ。今年は長男が雪山デビューしたから北海道はニセコでスノーボード!? ……なんてことは現実問題難しくなってしまいました。

けれど私は今回の騒動、次につなげる丁寧な準備期間を与えられたと思っています。きっとそう遠くない未来を楽しむための。

目に見えないウイルスのことを考え始めたらキリがないけど、小さなことからコツコツと。いままで当たり前にやれてきたことを愛おしく思い、終息後のことを想像しながら過ごしているこのごろです。晴れて出かけられたとき、めちゃくちゃ幸せだろうなぁ!

国井律子/Ritsuko Kunii
1975年8月25日東京生まれ。旅のエッセイスト。玉川大学文学部芸術学科芸術文化専攻卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌からエッセイストとしてデビュー。オートバイのほか旅、クルマ、サーフィン、アウトドアなど多趣味を生かしエッセイを執筆。著書に「放浪レディ」(求龍堂)、「アタシはバイクで旅に出る」(エイ出版)など多数。近著に「進化する私の旅スタイル」(産業編集センター)がある。

《国井律子》

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