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【マーシャのGS道場 vol.7】立ちゴケ一発!初めてのマスツーリング

8年間恋い焦がれたBMW「R1200GS」。2019年、ついに手に入れたライダーライターの矢島マーシャが、相棒となったマンモスバイクとの日々を綴ります

バイク ツーリング
貴重な走行シーン。ちょっと余裕風。
  • 貴重な走行シーン。ちょっと余裕風。
  • 海ほたる。王道のインスタポイント。
  • ライダーズカフェでずらり勢ぞろい。
  • バンク発見! 走行前でよかった。
  • 渋滞情報を小まめにチェック。抜かりなき先導。
  • 金谷フェリー乗り場。ここで千葉組とお別れ。ありがとうございました~!
  • ちょっと贅沢な船の旅。
  • 快適な船の旅。

8年間恋い焦がれたBMW『R1200GS』。2019年、ついに手に入れたライダーライターの矢島マーシャが、相棒となったマンモスバイクとの日々を綴ります。前回の林道で折れかけた心を取り戻すべく、GSでは初となるマスツーリングに参加。さぁ、どうなることやら、Lady GO!

早く行きたければひとりで、遠くへ行きたければみんなで

「アクアラインを走って、海ホタルへ行きたい。そのあと、千葉県へ渡るんだけど、いいところを知らないかい?」

発信者は、陽気な富山県民さん。GSライダーの大先輩でもあります。そんな彼からのLINEに仲間を巻き込み相談に乗っていると、“それなら一緒に走ろうじゃないか”と、あっという間にマスツーリングが決まりました。

私がGSでこれまでに走ったところと言えば、家からディーラーまでとか、ちょっとその先の神奈川県とか、家の周辺をクルッと一回りとか。そんな経験値の低い私が、いきなり千葉県の房総半島を目指すことになりました。

「早く行きたければひとりで行け。遠くへ行きたければみんなで行け。」

仲間に教えてもらった、モンゴルのことわざ。まさにこんな感じ。運転に自信がなくても、仲間がいればチャレンジできる。これってすごくないですか?

この記事では、もっと上手に走りたいけれども、私みたいに運転に自信のないあなたへ。少しでも何かのお役に立てたらうれしいな~という思いでお届けします。それではボチボチ出発しましょうか。

立ちゴケから始まるマスツーリング

海ほたる。王道のインスタポイント。
久しぶりのGS。よいこらしょっと、駐車場で大きな車体を取り回す。やはり、怖い。“もし、倒れたら?”と想像すると、肩やひじに余計な力が入ってしまう。頭ではわかっているつもりでも、なかなかできない。これは、慣れるまで仕方ないのかもしれない。

でも、バイクを出せればこっちのモノ。GSにまたがり、イグニッションをオン、走り出せばさっきまでの重量感がウソみたいに軽くなる。扱いきれないハイパワー。アクセルをほんの少し開いただけなのに、GSはものすごい勢いで加速する。やっぱりすごいぞ、マンモスバイク。

仲間との再会に胸躍らせ、スカッと気持ちよくGSとのライディングを楽しんでいると、30分もしないで立ちごけイッパーツ! 赤信号で止まろうと、立ち乗りから足を着いたところで体制を崩してそのままバ…タン。狭い道幅の走行車線のド真ん中、私がどかないと追い越しもできないとあって、数台後ろのバスの運転手さんがササッと助けてくれました(感謝)。

テンションが高いと何かやらかす。ま~もう、やってしまったことは仕方がないので、次の課題といたしましょう。一気に覚めたテンションですが、アクアラインに乗る1時間後には、キレイさっぱり吹き飛んでいました(忘却力、バンザイ)。

なんとか集合場所の海ほたるに到着。すでに待機してくれていたのは、むちゃぶりなアテンドを快諾してくれたナイスなお二人。なんでもお任せYちゃんはBMW『F650GS』、パートナーJさんは、カワサキ『ZZR1400』です。

一方富山グループは、早朝に出てきてお昼過ぎには着くというタフさ。「オレたちに時間はない」が口グセのマチュアな世代で、その行動力には脱帽。メンバーは、発起人で陽気な富山県民さんのBMW『R1200GS』、ビビッと赤が際立つBMW『S1000XR』、オーナー愛を感じるカワサキ『ZXR1000』、迫力のホンダ『ゴールドウィング』の4名。そしてへっぽこライダー私の合計7名のメンバーです。

海ほたるで集合写真を撮影したら、すぐに出発する富山県民さん。ここでも「俺たちに時間はない」と言い放ち、ヘルメットをかぶる素早さ。ついていきます。

バイクトラブルと大渋滞と大雨と

ライダーズカフェでずらり勢ぞろい。
ここからは、アテンダーのお二人に丸投げ。馴染みのライダーズカフェやのワインディングロードなど、抜群のスポットを満喫。さすが、お二人。夜は、宴会でバイク談義に花が咲き、あっという間に一日目の夜が更けていきました。

翌朝もみんな元気(笑)富山チームのホテル前で集合すると、事件勃発。ゴールドウィングのタイヤがぺったんこなことに富山仲間のカワサキライダーさんが気が付きました。

バンク発見! 走行前でよかった。
まずは、ガソリンスタンドで空気を入れるもキャップに問題がありこのままでは危険と判断。コースを変更して、バイクショップへ。無事修理完了。持ち主と話していると、バイクは駐輪場でややしばらく冬眠していたそう。高速道路ではなくて良かったと胸をおろしながらも、運行前点検「ねんおしゃちゃぶくとうばしめ」(教習所で習ったよね?)は重要なんだと、学びました。

そんな間にもアテンダーのお二人は、渋滞情報をチェック。便利なアプリもあるので、活用すると良さそうです(あなたがね)。そしてこの時点で、アクアラインは、まっかっか(大渋滞)。それは勘弁と、フェリーで横須賀に渡ることにしました。

渋滞情報を小まめにチェック。抜かりなき先導。
フェリー乗り場を目指して走り始めると、実はそこもまっかっか(笑)。大渋滞は、半クラッチとリアブレーキを使った、超低速練習道場に早変わりしました。

金谷フェリー乗り場。ここで千葉組とお別れ。ありがとうございました~!
なんとかフェリー乗り場につき、ここで2人とはサヨナラ。時間もなくて一番早く乗れる船のチケットを買ったらすぐに乗船。さびしさと感謝と、ありがとう!

そして、下船した久里浜港から東名横浜インターまでは、私がまさかの先導(恐ろしい)。バッテリー切れのスマートフォンをパニアケースにしまって、いざ出発。なんとか順調に保土ヶ谷バイパスに乗れたと安心したのもつかの間、ポツリポツリ、ザーザーザー、ザザザザザー。止まりたいけど止まれない。

雨脚が強くなったところで、ようやくバイパス下へ避難。振り返ると、みなさまビショビショ。私はラリースーツで冷たさを感じなかったのが判断が遅くなってしまった原因みたい(という厳しい言い訳)。

さらに、ガソリンの心配もしないで走り続けてしまいここで給油。先導は、いろいろな配慮が必要ですね。富山県民のみなさま、陳謝。

東名入り口はすぐそこだったので、私はここでサヨナラ。これから350km以上の距離を走る富山県民さんを見送っているとベテランライダーのS1000XRライダーさんが立ちごけ! 旅は、最後の最後まで何があるかわからないもんですね~。

仲間がいるから遠くまでいける◆

水浸しの洋服の上からカッパを着ている富山県民さんたちとのお別れ。
たかが1泊2日のツーリング。されどネタ満載の忘れられないツーリングとなりました。

ちょっと変な言い方かもしれませんが、普通のマスツーリングだと、記憶が薄くないですか? 晴れていて、気持ち良かった~というツーリングより、カラフルなカッパを着ての大集合写真やスライディングショー(ケガなし転倒)、大迷走や高速道路でのガス欠に、徒歩で転倒とか温泉セクシーショーとかですね。ケガさえしなければ、なんでも笑い話。伝説として語り継がれて、それがまた楽しかったり。

車種も地域も年齢も関係ないメンバーとの走りは、視野がグ~ンと広がりました。たくさん失敗したけれども、GSの経験値は、少しはアップしたことでしょう。笑いっぱなしのツーリング。バイクは、仲間がいるから、より面白みが増すんんだな~と体感した、かけがえのない時間となりました。

富山県民さん、ナイスカップルさん、ありがとうございました!

今記事では、マスツーリング3本ノックをお伝えしたかったのですが、あまりに長くなってしまったのでまたの機会に。

そして、遅乗り特訓のおかげか、GSに対する怖さがだいぶ抜けてまいりました。そこで、突然ではありますが、10日間の旅に出ることを決意。場所は大好きな長野県。ということで、次回は「GSではじめてのソロツーリング」をお届けしたいと思います。よろしければ、ぜひまた遊びに来てくださいね。

そんなあなたは最近、マスツーリング、していますか?

《矢島マーシャ》

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