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【国井律子の乗り物ダイアリー vol.14】「子どもとタンデム」する時の必需品はコレ!

人間は日々進化する生き物です。バイク乗りも回を重ねるごとにパワーアップしていきます。今回は子どもとタンデムするときのお話。

バイク ツーリング
伊計島の港にて。じゃ、そろそろ出発するよー。つかまってー。「あーい!」なんて会話を交わしながらツーリングしました。
  • 伊計島の港にて。じゃ、そろそろ出発するよー。つかまってー。「あーい!」なんて会話を交わしながらツーリングしました。
  • 今回はレンタル819那覇空港店でオートバイを借りて沖縄本島中部の離島、伊計島に行きました。
  • 驚くほど高音質なB+COMのインカム。一緒にいるヒトとの時間を自然に共有できるすぐれものでした。
  • 手前が大人顔負け、SHOEIのかっこいいキッズ用フルフェイス
  • 次は誰が後ろに乗るか、リアシートを取り合う男子たちです。

人間は日々進化する生き物です。バイク乗りも回を重ねるごとにパワーアップしていきます。今回は子どもとタンデムするときのお話。

初回にタンデム(vol.12 参照)したときは、急に決まったことだったので、大急ぎでジュニア用のヘルメット(アゴの覆いがないジェット型)と、まんいちコックリ寝られても大丈夫なよう、子どもと私とを繋ぐタンデムベルトを用意しました。

この装備だけでもじゅうぶんツーリングできたのですが、いざオートバイで出かけてみたら、私たちの声が風やエンジン音にかき消され、意思疎通をはかれなかったのがとてももどかしい。それより息子の様子がまったくわからないので、おいボウズ、起きてるか!? しょっちゅう振り返り、なんだか落ち着かないツーリングとなりました。

やはりおしゃべりはできた方がいい

驚くほど高音質なB+COMのインカム。一緒にいるヒトとの時間を自然に共有できるすぐれものでした。
2回目のタンデム(沖縄ツーリング vol.13 参照)ではインカムを用意。ツーリング前夜、子どもたちが寝静まった北谷の宿で取り付けてみました。パーツは多いものの難しくはなくて、Bluetoothでヘルメット同士がピッと通信できたときのうれしさったら、ひとり怪しく深夜にニヤけました。

インカムを装着していざツーリングへ。音質がなんともクリアなこと! これには息子が一番驚いており、「お母ちゃん、とっても便利だね! ずっとお話できるねぇ!」。

いや本当に、おしゃべり好きな息子のマシンガントークと、いつもよりさらに激しい「なんでなんで」攻撃(笑)。ツーリング中、ずっとふたりでしゃべっていました。気を張りながら運転して、息子の質問に答えて、いささか疲れましたが、走行中に意思疎通がはかれるってすばらしい。いまさらながらインカムにいたく感動しました。

「次のカーブ、きついからね。ちゃんとつかまってね」とか、「トイレ大丈夫?」とか、「今度◯◯にオートバイで行こうか」とか、他愛もないやり取りですが、何年か経って息子が大きくなったとき、きっとこの時間を懐かしく思うんだろうなぁなんてハンドルを握りながらふと考えたり……。

今回はレンタル819那覇空港店でオートバイを借りて沖縄本島中部の離島、伊計島に行きました。

大事な「歯」は守りたい

2回目のツーリングでは息子用のSHOEIのフルフェイスも準備しました。

わたくしごとですが、私は中学2年のとき歯列矯正をしました。初めて装置を付けたときのことは一生忘れない。もう、痛くて痛くて、豆腐とかおじやとか、柔らかいものしか食べられず、痛み自体は次第に慣れるのですが、とにかく歯と矯正装置の間にモノが挟まって大変! 食後、鏡の前でニッと笑うとエライことでした。
どんな料理を食べたのか、器具に絡まったアレコレを見ればだいたいわかる。そんな状態なので不衛生になりやすく、せっかく矯正が終わって装置を外したらほとんどの歯が虫歯でした……、なんて哀しいことにならないよう、とにかく歯磨きには気をつけた3年弱でした。

そのときみっちりと歯磨き習慣、それからケアするテクニックを習得したおかげで、矯正が終わって30年くらい経ちますが主立った虫歯や口腔トラブルはほとんどなく現在に至ります。

と、話がそれましたが、とにかく大事な「歯」は守りたい。私はオートバイに乗るとき必ずアゴまで覆われているフルフェイスをかぶります。万一のとき、ジェットヘルメットよりずっと安心だから。それで今回、息子にもフルフェイスを用意したというわけです。

手前が大人顔負け、SHOEIのかっこいいキッズ用フルフェイス

3回目のタンデムツーリングは、どんな進化が?

私のヘルメットと並べてみるとジュニア用と言えどけっこう大きいのですが、実際はとても軽く、息子いわくかぶった感じの違和感はなかったそうです。またこのヘルメットは、子どもの成長に合わせてインナーパッドが調節可能、というのも長く使えてうれしいですよね。

3回目の息子とのタンデムツーリングは、どんな進化を遂げることでしょう。もしかしたら秋が深まった肌寒い日に乗るかもしれません。となるとウエアが必要です。プロテクションが付いていた方がより安心ですよね。

しかし彼の身体も日々進化(成長)しています。現在120センチ弱。できたら私(160センチ弱)とシェアできるモノの方が経済的だけど、ちょっとそれは遠い道のりかも。子ども用ウエアのレンタルとかあるのかなぁ。もう少し調べてみようと思います。

次は誰が後ろに乗るか、リアシートを取り合う男子たちです。

国井律子/Ritsuko Kunii
1975年8月25日東京生まれ。旅のエッセイスト。玉川大学文学部芸術学科芸術文化専攻卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌からエッセイストとしてデビュー。オートバイのほか旅、クルマ、サーフィン、アウトドアなど多趣味を生かしエッセイを執筆。著書に「放浪レディ」(求龍堂)、「アタシはバイクで旅に出る」(エイ出版)など多数。近著に「進化する私の旅スタイル」(産業編集センター)がある。

《国井律子》

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