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【国井律子の乗り物ダイアリー vol.11】子どもとタンデムに挑戦!「夢が叶った」ツーリング編

さて、長男とタンデムする準備は整いました。前回の記事はこちら。

バイク ツーリング
じゃぁ行くよー。ちゃんとつかまっててねー。こんなに丁寧に、おそるおそる発進したのは、免許取り立て以来でしょうか(笑)。毎日私が運転するママチャリの後ろで慣れているからか、そんなに違和感は無いように思えました。
  • じゃぁ行くよー。ちゃんとつかまっててねー。こんなに丁寧に、おそるおそる発進したのは、免許取り立て以来でしょうか(笑)。毎日私が運転するママチャリの後ろで慣れているからか、そんなに違和感は無いように思えました。
  • レンタル819茂原店の店長、内原さんはV6のイノッチ似!? さわやかな笑顔、懇切丁寧な接客、すっかりファンになってしまいました(笑)。また寄らせてもらいます!
  • 圏央道を走っているところを長男が車内から撮ってくれました。店長の内原さんいわく、レンタルのお客様は20~40代の地元の方が多いそう。とくに20代は最初からレンタル目的のために免許を取るとか! 時代は変わった!
  • 本当はランチは鰻と思っていたのですが、目星を付けていた店はお盆休み中のせいか大混雑で、あえなく街道沿いの中華料理屋へ。日本語があまり通じない店で大丈夫か心配でしたが(笑)、まぁまぁおいしかったです。
  • 懐かしすぎる飯岡です。ほかのビーチが強風で波がグチャグチャでも、北東風をかわしてくれるこのポイントはサーフィン可能。重宝しました。まさかここに長男とオートバイで訪れるとは!
  • 「ここも臭いね、牛いるのかな」さぁね……。きっとそんな会話がなされていたと思います(笑)。
  • 犬吠埼の屏風ヶ浦が今回の旅のゴール! 以前この場所が誰かのインスタで上がっているのを見て、ここ行きたい! とずっと思っていました。ん、なんか想像とちょっと違ったような!? 規模が小さいな……。まぁ、よくあることです(笑)。
  • 男って……、本当に乗り物大好きですよね(笑)! 競い合うようにシートによじ登っていた私の息子たちです……。

さて、長男とタンデムする準備は整いました。前回の記事はこちら

夢が叶う

そうそう、長男との初タンデムには、今回一緒に外房でお盆休みを過ごしている家族も同行(3つ下の夫、1歳3か月の次男、ボストンテリア♀もうすぐ7歳、実母)。これこそ私が大昔から憧れていたツーリングのカタチでした。

というのも、レンタル819さんが存在しなかった時代、私はいつも休みのたびに困っていました。数ある趣味(オートバイ、サーフィン、自転車、トレッキングなど)を回すのに必死で。

さらに2011年、家族まで増えたからさぁ大変。でもサーフィンとトレッキングは辛うじてなんとかなりました。子どもをビーチで砂遊びさせている間、夫と交代で海に入れるから。それからトレッキングもOK。背中におぶって山を歩けば家族全員でおいしい空気が吸えます。よく行ったのは電車で行ける高尾山。夫と私と交互に子どもを背負って山頂を目指しました。女性がおぶっている絵が珍しいのか、すれ違うハイカーから、「ママがんばって!」なんてよく励まされましたが……。

しかしながら家族と一緒のツーリングは絶望的。なぜなら、東京のわが家からオートバイとクルマで出発? 移動中は夫と子どもたちがクルマで、私だけオートバイ!? 短時間ならいいけど、旅の間ずっとこの状態ってどうなの? 一緒に行動こそしているけど、オートバイって孤独な乗り物。だったら私もみんなと同じ車内でおしゃべりしたり旅の時間を共有したいな……。

レンタル819茂原店の店長、内原さんはV6のイノッチ似!? さわやかな笑顔、懇切丁寧な接客、すっかりファンになってしまいました(笑)。また寄らせてもらいます!
家族とのツーリングをハナからあきらめていたところでのレンタル819さんの登場! 旅先でふらり、半日ないし一日の「いいとこ取り」が楽しめます。そう考えると、家からオートバイで出発、大渋滞に巻き込まれ排ガスまみれになって帰宅する時代は終わったのかも知れません……。

これからは乗りたいときに乗るのだ!

なんてことを考えながらドラッグスター250で走った房総の内陸、ムッとした熱風を切り裂きつつ、いま私は家族みんなでツーリングに出かけている! じわじわとわき上がる感動に心満たされました。

本当はランチは鰻と思っていたのですが、目星を付けていた店はお盆休み中のせいか大混雑で、あえなく街道沿いの中華料理屋へ。日本語があまり通じない店で大丈夫か心配でしたが(笑)、まぁまぁおいしかったです。
昼前にレンタル819茂原店を出発、圏央道の終点、松尾横芝ICで下車し、軽く腹ごなし。そこからはいよいよ息子を後ろに乗せます。前の晩、夕飯後にタンデムのシミュレーションをした甲斐あって、すんなりリア・シートに収まった彼。

いざ出発し、最初の信号待ちで話しかけました。初めてのオートバイはどうだい?

「そんなに怖くないねぇ。気持ちいいねぇ」と、いっぱしな口ぶり。こわい、やだ、降りる! とかじゃなくて、ひとまずホッとしました(笑)。

「バイクに乗ったこと、保育園でみんなに言っていい?」

もちろーん!

海の気配を感じて走る県道30号線

懐かしすぎる飯岡です。ほかのビーチが強風で波がグチャグチャでも、北東風をかわしてくれるこのポイントはサーフィン可能。重宝しました。まさかここに長男とオートバイで訪れるとは!
青々とした稲穂。のどかな田園の真ん中を突っ切り、私たちは太平洋へと向かっています。県道30号線に突き当たったら左折。鬱蒼と茂る防砂林。海が目の前にバーン! といった感じではないけれど、川に架かる橋の上からはときおり煌めく海面が見えます。

このあたり、昔本当によく来ました。全部サーフィンで、ですけどね。311以降訪れたのは初めてでしょうか。以前は存在しなかった防潮堤やたくさんの太陽光パネルにときの経過を感じました。

吉崎浜、カンポ前、椎名内安太郎……、全部サーフポイントの名前です。いやぁなつかしい。そして飯岡! ここまで来ると待ち望んでいた「目の前に海がバーン!」です。息子と私は口を揃えて「海だー!」と、まるで何かのCMみたいに歓声を上げました。

次の課題

圏央道を走っているところを長男が車内から撮ってくれました。店長の内原さんいわく、レンタルのお客様は20~40代の地元の方が多いそう。とくに20代は最初からレンタル目的のために免許を取るとか! 時代は変わった!
このツーリングは8月17日。夏真っ盛りのころです。どんなにスピードを上げてもちっとも涼は得られず、うだるような暑さ。休憩のたびに私たちは麦茶をがぶ飲みしました。車内から顔を出した実母は「ふたりともすごく楽しそうネ」と、ほほえんでいます。

うん、楽しいし気持ちいい!

でも走行中、後ろの長男の様子がまったくわからないので、寝ていないかけっこうドキドキ。それと走っているあいだ一生懸命お喋りしてくれる長男ですが、彼の声が風にかき消されて何を言っているかちんぷんかんぷん。次回のタンデムまでにインカムは付けた方がいいかもしれません。

「ここも臭いね、牛いるのかな」さぁね……。きっとそんな会話がなされていたと思います(笑)。
楽しかったけど、お互いイマイチ意思疎通がはかれなかった初タンデムでした。どうも息子は「におい」が気になるようで(さすが五感がフル回転するオートバイ!)、少しでもかぐわしい地帯に突入すると、「牛いるのかな? 牧場?」を連呼していました。インカムをつけた日にはその話ばかりになりそうだなぁ……。

もうその話はいいよ、飽きた! 少し静かにしてて! と、喧嘩に発展しないよう、うまくふたりで会話しつつ、今後も彼とのタンデムを楽しみたいと思います。

男って……、本当に乗り物大好きですよね(笑)! 競い合うようにシートによじ登っていた私の息子たちです……。

《国井律子》

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