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【旅エッセイスト 国井律子の乗り物ダイアリー】 vol.3 2019年のGWはキャンピングカーで長野~北陸の旅へ

過去最長の10連休! とか、はたまた休み中に元号が変わったりとか…。なかなか歴史や記憶に残る2019年のGWだったと思います。皆さんはどのように過ごされたでしょう。私は所有するキャンピングカーで長野から富山、そして夫の実家がある金沢を旅しました。

クルマ ドライブ
リフトを乗り継ぎ登頂した車山山頂にて。富士山がクッキリとてもきれいなのですが、寒くて寒くて! しかも連日降り続いた雪と雨で地面がグチャグチャ! そそくさと下山しました。
  • リフトを乗り継ぎ登頂した車山山頂にて。富士山がクッキリとてもきれいなのですが、寒くて寒くて! しかも連日降り続いた雪と雨で地面がグチャグチャ! そそくさと下山しました。
  • どんと視界が開けた長門牧場に突如張ってあったスラックラインです。その遊びが日本一熱心と言われている町、小布施にも立ち寄ったのですが、ココでも夫は白熱。わが家のベランダにもライン、張りそうな勢い……(笑)。
  • お湯の豊富な地域を旅したので、毎晩風呂は温泉でした。長男は夫と、私は11ヶ月の次男と手分けして入浴。長野県の湯田中駅の真ん前にある、その名も「駅前温泉」。庶民的ないいお湯でした!
  • 洗い物や調理はなるべくしたくないキャンピングカーの旅です。行く先々でご当地のご馳走を調達します。こちらは長門牧場で手に入れた砂肝スモークとペッパーチーズ。ワインのおつまみに最高!
  • 黒部峡谷の玄関口、富山県は宇奈月温泉でビバーク。長野の友人からもらったサラダ菜各種と、キノコふんだん鍋。甘エビの昆布締めが食卓に出てくるあたり、富山っぽいですね~~~。
  • トロッコの終着駅、山深い欅平はあいにくの雨。スカッと晴れた紅葉の季節にも訪れてみたいですね。
  • 長旅をしていると車内を改良改善したくなります。その際お世話になるのがヒャッキン。黒部のダイソーでは思わず息を飲んだ立山連峰。目の前に大きく長く立ちはだかる壁のような山々に興奮しながら写真を撮る私。まったく無視して買い物にいそしむ地元民との温度差がおもしろかったです……。
  • 【旅エッセイスト 国井律子の乗り物ダイアリー】 vol.3 2019年のGWはキャンピングカーで長野~北陸の旅へ

過去最長の10連休! とか、はたまた休み中に元号が変わったりとか…。なかなか歴史や記憶に残る2019年のGWだったと思います。皆さんはどのように過ごされたでしょう。私は所有するキャンピングカーで長野から富山、そして夫の実家がある金沢を旅しました。

長旅をしていると車内を改良改善したくなります。その際お世話になるのがヒャッキン。黒部のダイソーでは思わず息を飲んだ立山連峰。目の前に大きく長く立ちはだかる壁のような山々に興奮しながら写真を撮る私。まったく無視して買い物にいそしむ地元民との温度差がおもしろかったです……。
ツアーではなく個人で。宿にも泊まらずすべて車中泊。完全「フリースタイル」の旅です。とはいえ細かくスケジュール決めしています。その担当は、一応旅のエッセイストである私(笑)。毎日家族たちにボーナスタイムを設けました。

たとえば夫には、おいしいお酒とご当地グルメ。それからサーフィンなどバランスのスポーツを好む彼なので、スラックラインも取り入れて。それとはベルト状のラインの上でバランスを楽しむ遊びのこと。スキージャンパーの葛西紀明氏などスポーツ選手が体幹を鍛えるトレーニングに採用しています。夫は案の定ドはまり。厚手のコートが必要な山の上で薄着になって熱中していました。

黒部峡谷の玄関口、富山県は宇奈月温泉でビバーク。長野の友人からもらったサラダ菜各種と、キノコふんだん鍋。甘エビの昆布締めが食卓に出てくるあたり、富山っぽいですね~~~。
どんと視界が開けた長門牧場に突如張ってあったスラックラインです。その遊びが日本一熱心と言われている町、小布施にも立ち寄ったのですが、ココでも夫は白熱。わが家のベランダにもライン、張りそうな勢い……(笑)。
その次、長男のボーナスタイム。旅の最中、彼は6歳になりました。かわいくも、とにかくややこしい年齢です(笑)。今回の旅は彼を中心にスケジューリングしたといっても過言ではなく……。移動ばかりでは身体が鈍るので(大人も同様)、毎日トレッキングやキックバイク(ペダルのない子ども用の自転車)、私との鬼ごっこなど、彼の好きな動物とのふれ合いを織り交ぜながら展開しました。長野の長門牧場ではアルパカなどさまざまな生き物がいます。渋温泉の先にある地獄谷野猿公苑にて猿に近づきすぎて威嚇され、見ていたこちらがヒヤヒヤ……。

長男は乗り物好きでもあるので黒部峡谷でトロッコも楽しみました。じつはコレ、私の希望でもあります。せっかく北陸の男性と結婚したのだからいつかトロッコに乗ってみたい。ええ、日ごろの行いがアレなのかこの日だけピンポイントで大雨……。でも、春雨に煙った新緑もなかなかオツでしたよ(ポジティブ)。

トロッコの終着駅、山深い欅平はあいにくの雨。スカッと晴れた紅葉の季節にも訪れてみたいですね。

長男にたくさん気を使いながら寄り道を繰り返し、じつに6日もかけて金沢にたどり着いたわけです。夫の実家ではのんびり。しばし旅の疲れを癒させてもらいました。

お湯の豊富な地域を旅したので、毎晩風呂は温泉でした。長男は夫と、私は11ヶ月の次男と手分けして入浴。長野県の湯田中駅の真ん前にある、その名も「駅前温泉」。庶民的ないいお湯でした!
そんなGWが終わり長男に何が一番楽しかったかたずねると、「ばあば(お義理母さん)に逢えたこと!」ですって。牧場は? 猿は? トロッコは!? まぁなんというか、子どもってそういうものですよね。思わず夫と大笑い。いつか「平成から令和に変わった“あの日”は何をしていただろう」と思い出したとき、家族と狭いキャンピングカーの車内で行動を共にした旅のアレコレが蘇るのでしょうか。


国井律子/Ritsuko Kunii
1975年8月25日東京生まれ。旅のエッセイスト。玉川大学文学部芸術学科芸術文化専攻卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌からエッセイストとしてデビュー。オートバイのほか旅、クルマ、サーフィン、アウトドアなど多趣味を生かしエッセイを執筆。著書に「放浪レディ」(求龍堂)、「アタシはバイクで旅に出る」(エイ出版)など多数。近著に「進化する私の旅スタイル」(産業編集センター)がある。

《国井律子》

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